みなさん、こんにちは。
大坂です。
ニュースの天気予報では毎日「今年一番の寒さ」と言われている今日この頃、
いかがお過ごしでしょうか?
さて、前回のブログでは演劇「夕空はれて」を観賞したことを書かせて頂きましたが、
なんとあの後にはまだ続きがあったのです!
実は私達は観劇の後、同じ青山の
「ブルーノート東京」へ行ったのであります。
ブルーノートといえば言わずと知れた、ニューヨークに本店を持つ老舗ジャズ・クラブです。
今回聴きにいったのは、
「チコ&ザ・ジプシーズ」。
元
ジプシー・キングスのチコ率いるギター・アンサンブルの超人気グループです。
チコは1979年から
ジプシー・キングスに所属し、グループの黄金時代に貢献した中心的人物です。
皆さん大体ご存知かとは思いますが、一番分かりやすい例でいうと、ビールのCMでお馴染みの
「ボラーレ」を歌っているグループです。
なぜ今回このグループを聴きに来たかというと、ずばり私が個人的にファンだからです。
私と
ジプシー・キングスとの邂逅は中学生時代まで遡ります。
私は小さい頃から時代劇が好きで好んでよく観ておりました。そして小学校高学年から中学校にかけてよく観ていたのが
「鬼平犯科帳」でした。
その「鬼平犯科帳」のエンディングテーマが
ジプシー・キングスの
「インスピレーション」という曲だったのです。
この曲はギターのみのインストゥルメンタルだったので、てっきり日本人の方の曲だとばかり思っていた私の、海外のしかもラテン系のグループの曲だと知ったときの驚愕ぶりは想像に難くないと思います。
かくして私が人生で初めて買った洋楽のCDが、彼らのデビューアルバム
「ジプシー・キングス」となったのであります。
まぁそれ以来のファンな訳ですが、生で聴くのは今回が初めてでしたので大変興奮しておりました。
実際に、そのパフォーマンスは想像以上にとても素晴らしいものでした
切れのあるスパニッシュ・ギターが奏でる情熱的なアンサンブル、哀愁漂うヴォーカルは見事に私達の心の琴線に触れ、
会場全体をやがて熱狂の渦に巻き込んでいきました。お客さんは皆総立ちで、ラテンのリズムに合わせて思い思いに
体を揺らしていました。佐々木先生も例外ではなく、私以上にノリノリで踊りまくっていました。
それともう一つ、ついに私は生で
「インスピレーション」を聴くことが出来ました
あの感動はなかなか言葉で言い表すことは出来ませんが、とにかくきっかけになった曲を20年越しで聴くことが出来、
本当に大満足でした。
2週にまたがって書かせて頂いたこの日の出来事でしたが、観劇にライブとアートづくしの忙しい一日でした。
でも、たまにはこんな日があっても良いですよね。